何のために働く?
つい数日前のこと
受験生だというのに、まったくやる気の出ない息子
特訓クラスに何とか入れてもらったものの・・・・
成績が一向に振るわず・・・。
やばいな~と思っていた矢先・・・塾の先生からの電話。
やっぱり・・・・面談の呼び出し!
いいことで呼ばれること、ないな~。(泣)
福岡市内で公立高校ならここ!というくらい有名な某塾
小学5年生からお世話になっている。
面談のとき最初は違和感があった。
子どもと保護者は隣どうしに座り(これは普通)
子どもの真正面に先生・・・・あれ?
先生はず~っと子どもに話していて、保護者が口をはさむ
すきもない。 親がいっくら一生懸命に先生と話しても、
子ども自身がわかって悟らないとだめだもんな~。
で・・・塾の面談といっても私はじっと二人の会話を聞くのみ!
話の中で、先生が「君は何のために働くと思うか?」という質問をされた。
ふむふむ! 「人のため、社会のためになるために」 これは私の回答。
「食べるためにです。」 おいおい!そこかい!
確かに私がいつも言ってるけどさ~
「男は家族を養っていかないといけない。
そのためには、しっかりとかせがにゃならぬ。
しっかり稼ぐには今しっかりと勉強せにゃならん。」
小さいころからよく言ったもんな~。
「食べるため。これは大事だな。ほかにないか?」と先生。
「やりたいことをするためにです。」と息子。
するほど、なるほど。そんなこと考えていたのか。
「食べるため。 やりたいことをやるため。
3つのうちの2つ出たからたいしたもんだ。 もう一つは何だと思うか?」
ほ~らきた。 おかんの回答を言うんだ! と心の中で叫ぶ私。
「わかりません」と息子が即答。 おいおい!一番大事だろ~。
「お金のためにだけ働くのも、自分のやりたいことだけをやるのもむなしくないか。
やりたいことだけやれる仕事てないと思わないか。いやなことも伴ってくると思うよ。
自分のしたことで人が喜んでくれたらどうだ。 誰かの役に立つ仕事をしたいと思わないか。」
さすが! 塾の先生! 子どもが興味を持つように、また意欲が湧くように
話を進めてくださる。
私も改めて、「誰かの役に立つ仕事をしたい」と思ったのでした。
余談ですが・・・・この塾に通わせようと決めた理由は・・・。
説明を聞きに行ったときのこと。
「塾に通うのは当たり前とおもっていないか。通わせてもらってありがたいと感謝の気持ちを
忘れてはいけない。勉強ができる自分は幸せだと思わないといけないんだぞ。」
と勉強する以前の、姿勢・人間性を説いてくださったからなんです。
それプラス、料金がとっても良心的なんですけどね(笑)